二十四節気の春分の時期が過ぎ、ここ那須にも桜の季節がやって来ました。
この時期を契機に、春を知らせる花が次々と咲き始めます。
本格的な春の到来は、同時に人生のおける大きな転換期でもあります。
そして、二十四節気を更に三分割した七十二候(しちじゅうにこう)の雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)と言われる恵の雨の時期を過ぎた頃、自然豊かな那須では、青々と瑞々しい新緑が一斉に芽吹き始めます。
この時期の那須は、まるで桃源郷のような得も言えぬ美しさで、この決して長いとは言えない儚さすら感じる短い季節を、毎年待ち遠しく感じながら、長い冬を静かに過ごしています。
時が満ちてやって来るもの
昨年より「占い那須の母」の名跡を継承し、弟子の『秀峰』として本格的に活動を始めて半年が経とうとしています。
当初、この偉大な名跡を名乗らせて頂く事の責任の重さに、戸惑いを感じていました。
何より、30年以上積み重ねた師匠である「占い那須の母 雅」の信頼に傷を付けないか、、、
それが一番の大きな懸念でした。
「雅」はそんな不安を抱く私にあっさりと、
『自分らしくしていれば良い』
とたった一言、シンプルに言ってくれました。
訪れてくださるお客様が皆さん口々に、10年前、20年前に「雅」が伝えたメッセージを鮮明に、昨日のことように話してくれます。
そして、そのたった一言が新たな一歩を踏み出す勇気になっていることが、お客様の様子から実感出来て、とても嬉しくなります。
『自分らしく』
このシンプルな一言は、これからも私自身を励まし続けてくれるのだと思います。
占いは、本来の自分を俯瞰して見る手段でもあり、目指すフラグを鮮明にする手がかりだとも感じます。
今年はいつも以上に、春の清涼な那須の空気を満喫したいと思います。

